支持構造部の設計
質問1
準構造天井の支持構造部はどのような考え方で設計すれば良いのか。
まずは、C 鋼を含めた支持構造部の設計が必要です。
スラブに載っている塔屋を逆さまにして、スラブからぶら下げるイメージです。
一般的には通常の構造設計と同様に仮断面を設定し構造計算を行います。
質問2
支持構造部の耐震設計でたわみや水平設計震度などの設定はどうすれば良いか。
支持構造部の設計は、上記の通りです。
水平設計震度は塔屋の考え方から局部震度k=1.0 をベースに設計されるケースがあります。
これに地域係数を考慮し、さらに重要度係数を設定し、総合的に設計震度を決めます。
質問3
RC の壁やRC の梁に接合する支持構造部の安全の検証方法はあるのか。
一般的な構造設計と同様に力の流れを明確にし、部材及び接合部の照査を行う必要が
あります。RC の場合、周辺壁へ水平力を伝えるケースと、支持構造部にブレース等を
設け、梁(小梁)等に力を伝えるケースが考えられます。
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